2014年6月2日
電子書籍 500円(Amazon Kindle Unlimited:読み放題対象)
【内容紹介より】
本作品は2008年4月に秀和システムより出版された『ジェフリー・ムーアの「キャズム」がわかる本』を一部修正し、電子書籍版として出版したものです。
ハイテク製品が初期市場では成功したのにもかかわらず、主流市場ではなぜ失敗するのか──
ムーアはこのメカニズムをキャズム理論で解き明かします。
本書ではこのキャズム理論のエッセンスと、キャズムを越えるための手法、さらにはその後の戦略を豊富な図解とともに解説しました。
【目次】
第1章 キャズム理論のエッセンス
1-1 ジェフリー・ムーアとキャズム
1-2 キャズムとは何か
1-3 クロッシング・ザ・キャズム
1-4 キャズム理論からムーア理論へ
1-5 イノベーションとキャズム理論
1-6 キャズム理論を円滑かつ深く理解する
第2章 ムーア理論の全貌
2-1 カテゴリー成熟化ライフサイクル
2-2 カテゴリー成熟化ライフサイクルのベース理論
2-3 製品ライフサイクルを理解する
2-4 ロジャーズのイノベーション普及理論
2-5 イノベーション採用者カテゴリー
2-6 両理論を重ね合わせる理由
2-7 カテゴリー成熟化ライフサイクルのマーケティング
2-8 イノベーション採用者カテゴリーとキャズム
2-9 テクノロジー導入ライフサイクル
2-10 テクノロジー導入ライフサイクル以降の対応
column2 ブルー・オーシャン戦略
第3章 キャズムのメカニズム
3-1 テクノロジー導入ライフサイクルの各特徴
3-2 ビジョナリーとしての初期採用者
3-3 主流市場の壁・初期多数派
3-4 後期多数派とラガードの特徴
3-5 初期市場と主流市場の狭間で
3-6 キャズムに陥る理由
3-7 PDAの大誤算
3-8 セカンドライフはキャズムを越えるか
column3 キャズムに対するロジャーズの見方
第4章 クロッシング・ザ・キャズム戦略
4-1 キャズムを越える3つの至上命題
4-2 キャズムを飛び越えるための基本戦略
4-3 ニッチ市場に着目する理由
4-4 ニッチ市場とターゲット・カスタマー
4-5 ターゲット・カスタマー・シナリオの作成
4-6 シナリオを評価する
4-7 ニッチ市場としてのローエンド
4-8 ホールプロダクトとは何か
4-9 ホールプロダクトの構造
4-10 ホールプロダクトとバリューチェーン
4-11 ポジショニングと競争相手
4-12 ポジショニングの明文化
4-13 ナンバー1の法則と梯子の法則
4-14 販売チャネルの検討
4-15 販売チャネル志向型の価格設定
column4 マーケティングの基本手法とムーア理論
第5章 キャズムを越えた後に
5-1 ニッチ市場の向こうへ
5-2 ボーリングピン戦略の実践
5-3 アプリケーション・イノベーションの実践
5-4 トルネードからメインストリートへ
5-5 製品イノベーションの推進
5-6 プラットフォーム・イノベーションの推進
5-7 成熟市場から衰退市場へ
5-8 時代を超えて永続する企業