ドラッカーが考えたこと ──その生涯と思想──

drucker cover

2014年5月16日

電子書籍 850円(Amazonへ)

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【内容紹介より

 本書は、2006年に秀和システムから出版した『ドラッカーが描く未来社会』を一部修正し、電子書籍として出版したものです。 

 ドラッカーの名を聞くと、多くの人は反射的にマネジメントという言葉を思い浮かべるに違いありません。確かにドラッカーは「マネジメントを発明した男」とさえ言われるほどですから、これもまた仕方のないことでしょう。 

 しかしながら、ドラッカーは自身のことを「観察者」「文筆家」「社会生態学者」と表現しています。 

 ドラッカーは社会生態を観察し、そこから未来を探るのに「ドラッカー流未来観測術」とも呼べる、独自の手法を用いて、いかなる社会生態を観察し、そこから、どんな未来社会を描いたのかを検証しました。 

 ドラッカーの未来社会論は、現代を生きる私たちに多くの示唆を与えてくれます。特に現代の日本は人口減少社会、少子高齢化社会に突入しました。これらにいかに対応していくのか、特効薬がまだ見付からない中、ドラッカーの省察から多くのヒントが得られます。 

 本書がドラッカーへの理解を深めるための参考書に、また、これからの日本社会を考える材料の一つになれば、筆者としても幸いです。 

 

【目次】

第1話 ドラッカーの生涯と著作 

1-1 ドラッカー略伝とその著作 

1-2 社会生態学者としてのドラッカー 

1-3 社会生態学者の方法論 

1-4 “非”未来学者としてのドラッカー 

1-5 ドラッカー思想の変遷 

1-6 ドラッカーの未来社会論に分け入る 


第2話 マネジメントはこうして生まれた 

2-1 第二次世界大戦までの20世紀 

2-2 無名時代のドラッカー 

2-3 19世紀と20世紀のせめぎ合い 

2-4 組織社会――経済人の次に来るもの 

2-5 産業社会の中心としての企業 

2-6 マネジメントの発明 


第3話 断絶の時代とは何か 

3-1 メイド・イン・USAの時代 

3-2 技術に知識を応用する 

3-3 知識労働者の出現 

3-4 断絶の時代への突入 

3-5 多元社会の到来 

3-6 多元論から民営化へ 

3-7 政府が抱える病理 

3-8 非営利組織への期待 

3-9 多元社会の問題点 


第4話 少子高齢化社会への挑戦 

4-1 すでに起こった未来としての人口動態 

4-2 人口動態から導き出せるもの 

4-3 少子高齢化社会にどう対応するのか 

4-4 年金基金社会主義の誕生 

4-5 大口投資家の功罪 

4-6 ソビエト連邦の崩壊 

4-7 世界経済の推移を観察する 

4-8 国境を越えた連合 

4-9 世界経済の3つのベクトル 


第5話 知識社会を生き抜くために 

5-1 知識社会に至る道程 

5-2 ポスト資本主義社会で起きていること 

5-3 知識労働者とは誰なのか 

5-4 生産性の向上と労働者間の対立 

5-5 アウトソーシングによる生産性の向上 

5-6 知識社会の組織の特徴 

5-7 自らチェンジ・リーダーになれ 


第6話 ネクスト・ソサエティと日本 

6-1 まったく新しい産業の胎動 

6-2 人口減少・少子高齢化社会、日本 

6-3 日本が背負う課題 

6-4 イノベーションの追求 

6-5 起業の促進 

6-6 知識社会と21世紀型社会の狭間で 


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