ナナメ読み日本文化論──名著25冊で読み解く日本人のアイデンティティ

nanameyomi

2015年3月30日

朝日新聞出版 1400円(Amazonへ)


【はじめにより

 本書『ナナメ読み日本文化論』は、日本や日本人、日本文化について書かれた本(本書ではこれらを総じて日本文化論と考えます)の中から、広く世間で話題になり、かつ一般教養として知っておきたいものを取り上げ、その概要について紹介したものです。
 本書では5つのテーマを設け、それぞれのテーマに関連する書籍を集めました。
 これらを読むことで日本文化論の全貌がぼんやりとではあるけれど把握できるのではないか、と思います。さらに読みっぱなしではあまりにももったいないですから、そこでさらにもう一歩踏み出すことをお勧めします。その点について解説したのが、「おわりに 〜裏読み日本文化論のススメ〜」です。

 

【目次】

Chapter1 日本文化を世界に発信した三大名著

『武士道』 新渡戸稲造

『茶の本』 岡倉天心

『代表的日本人』 内村鑑三


Chapter2 日本人のメンタリティを探る

『禅と日本文化』 鈴木大拙

『弓と禅』 オイゲン・ヘリゲル

『地獄の思想』 梅原猛

『遠野物語』 柳田国男

『忘れられた日本人』 宮本常一

『昔話と日本人の心』 河合隼雄


Chapter3 日本的風土の特質とは何か

『日本風景論』 志賀重昂

『風土』 和辻哲郎

『文明の生態史観』 梅棹忠夫 

『日本辺境論』 内田樹


Chapter4 日本の美について考えてみた

『「いき」の構造』 九鬼周造

『陰翳礼讃』 谷崎潤一郎

『美しい日本の私』 川端康成

『日本美の再発見』 ブルーノ・タウト

『民藝四十年』 柳宗悦

『日本の伝統』 岡本太郎

『「かわいい」論』 四方田犬彦


Chapter5 日本人と日本社会を成立させるもの

『菊と刀』 ルース・ベネディクト

『日本の思想』 丸山真男

『タテ社会の人間関係』 中根千枝

『日本人とユダヤ人』 イザヤ・ベンダサン

『「甘え」の構造』 土居健郎


コラム 外国人が見た明治のニッポン

『新編日本の面影』ラフカディオ・ハーン

『日本奥地紀行』イザベラ・バード

『明治日本旅行案内』アーネスト・サトウ

『日本人の住まい』エドワード・モース

『日本事物誌』バジル・ホール・チェンバレン


おわりに ~裏読み日本文化論のススメ~


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