ドラッカー・ポーター・コトラー入門

DPK

2016年9月30日

朝日新聞出版 1400円(Amazonへ)


はじめにより
 ビジネス理論という未踏の地に足を踏み込まなければならないとする。
 では、どの地点から探検を始めるべきか──。
 この問いに対して本書では、ピーター・ドラッカー、マイケル・ポーター、フィリップ・コトラーの3者から始めることを提案したい。その上で、ドラッカー・ポーター・コトラーの理論をコンパクトかつ平易にまとめたのが本書だ。
 しかもその代表的なそれぞれのジャンルの代表者がDPKの3名にほかならない。「マネジメントといえばドラッカー」「戦略論といえばポーター」「マーケティングといえばコトラー」というように、いずれもその分野の第一人者と言える。
 したがって、DPKを押さえるということは、ビジネス理論の主要ジャンルを一気に押さえてしまうことに通じる。これはビジネス理論をてっとり早く攻略したい多くの人のニーズに合致するだろう。


目次

PART1 ドラッカーのマネジメント編

 第1章  ドラッカーのマネジメント論へ、ようこそ 

 第2章  「会社の事業」の理想像を考える

 第3章  「成果のあがる組織」はこうしてつくる

 第4章  「知識労働者」の自己マネジメント

 第5章  「イノベーション」の機会を見逃すな

PART2 ポーターの競争競争戦略編

 第6章  「競争の戦略」の基本を知る

 第7章  ファイブ・フォースを使いこなす

 第8章 バリュー・チェーンを分析する

 第9章 競争戦略論の本質を熟知する

 第10章 日本企業の競争戦略

PART3 コトラーのマーケティング編

 第11章 マーケティング戦略の推進

 第12章 マーケティング・ミックスの進展

 第13章 マーケティング・コミュニケーションの展開

 第14章 マーケティング3・0と社会的責任マーケティングの時代

PART4 ドラッカー・ポーター・コトラーをもっと深く理解するために

 ドラッカーをもっと深く理解する

 ポーターをもっと深く理解する

 コトラーをもっと深く理解する 


© Akira Nakano pcatwork.com 1999~2022