2017年3月28日
学研プラス 1200円(Amazonへ)
本書はマイケル・サンデル、リチャード・ローティー、ロバート・ノージック、ジョン・ロールズ、ジョン・サール、デイヴィッド・チャーマーズなどなど21世紀を代表する哲学者とその思想について解説しています。
また、現代思想化する現代の哲学のトレンドや21世紀の哲学が取り扱うテーマについても平易に解説しています。21世紀の哲学を教養として持っておきたい方にお薦めする一冊です。
【はじめにより】
いま「哲学」が再び注目されています。その背景には、かつてサンデルが注目された時のように、正解のない問題に対するヒントを哲学に求める人が増えたからではないでしょうか。
あるいは、このようにもいえそうです。21世紀の哲学者は何について考え、どのような答えを見出しているのか。そうした智恵や取り組みを理解し、自らの血肉としたうえで、混迷する世の中に対処したい。このようなニーズをもつ人が増えてきているのではないでしょうか。
【目次】
Chapter1 哲学、5つの疑問
Chapter2 いま注目すべき「哲学者」は誰か?
Chapter3 いま注目すべき21世紀の「課題」は何か?
Chapter4 いま注目すべき「名著」はどれか?
Chapter5 いま注目すべき「哲学的思考法」は何か?
Chapter6 いま注目すべき「実践者」は誰か?