ドラッカーが描く未来社会

20061201

2006年12月1日

秀和システム 1000円

電子書籍版 850円


【本書の主な内容】

 ドラッカーは時代を観察するのに「ドラッカー流未来観測術」とも呼べる、独自の手法を用いました。この手法がいかなるものなのか、本書ではまずその点について記しています。さらに、ドラッカーが活躍した二〇世紀のそれぞれの時代において、ドラッカーはこの独自の手法を用いて、いかなる未来予測を行ったのか、すなわちどんな未来社会を描いたのかを検証しました。これは、ドラッカーが生涯を通じて思索した未来社会論を振り返る作業であり、この検証を通してドラッカーの思索活動の変遷が理解できるはずです。また、そうすることで、ドラッカーがマネジメントを発明した男以上であることを、読者の方々に理解いただけると思います。

 一方、ドラッカーの未来社会論は、現代を生きる私たちに多くの示唆を与えてくれます。特に現代の日本は人口減少社会、少子高齢化社会に突入しました。これらにいかに対応していくのか、特効薬がまだ見つからない中、ドラッカーの省察から多くのヒントが得られます。そこで特に最終章では、これからの日本の最重要課題である人口減少・少子高齢化社会を乗り切るための対策について、ドラッカーの考えを下敷きに論じました。

 本書がドラッカーへの理解を深めるための参考書に、また、これからの日本社会を考える材料の一つになれば、筆者としても幸いです。


【目次

第1章 ドラッカーと未来社会論

第2章 一九世紀型社会の終焉から組織社会へ

第3章 マネジメントの時代から多元社会の時代へ

第4章 人口動態から未来を読む

第5章 知識社会の到来

第6章 ネクスト・ソサエティと日本
















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