2006年5月6日
秀和システム 600円
電子書籍版 550円(Amazon Kindle Unlimited:読み放題対象)
【本書の主な内容】
ピーター・ドラッカーは、「マネジメントの発明者」とも言われています。そのため、ドラッカーと聞くと、マネジメントを思い浮かべる方がきっと多いはずです。しかし、ドラッカーがいかなるマネジメント論を展開したのかとなると、的確に答えるのはなかなか難しいものです。
ドラッカーのマネジメント論を理解するには、大著「マネジメント」、その簡易訳版「エッセンシャル版 マネジメント」、あるいは世界で初めてマネジメントを総合的に扱った「現代の経営」を読む必要があります(いずれもダイヤモンド社)。中でも、「マネジメント」はドラッカーのマネジメント論の主軸となる出版物です。ただ、同書は上下刊併せて1300ページを超えます。また、「エッセンシャル版」は300ページ、「現代の経営」は600ページ超えと、いずれも一読するだけでも大変な分量です。
本書は、これらの書籍のポイントを解説し、ドラッカーのマネジメント論のアウトラインを手軽に把握できるようにしたものです。大著「マネジメント」や「現代の経営」を読みこなす前に、本書で事前知識を習得しておくと、理解も断然早まるはずです。
なお、姉妹書に、『ピーター・ドラッカーの「事業戦略論」がわかる本』『ピーター・ドラッカーの「自己実現論」がわかる本』『ドラッカーが描く未来社会』(いずれも秀和システム)があります。
【目次】
第1章 ドラッカーとマネジメント
第2章 マネジメントとは何か
第3章 目標および計画の策定
第4章 「マネジメントする人」の仕事と技能
第5章 マネジメント組織のあり方
第6章 トップ・マネジメントと戦略
第7章 現代のマネジメントの課題