インターネット業界のカラクリがよくわかる本[第2版]

20130506

2013年5月6日

秀和システム 1300円(Amazonへ)


【はじめにより

 インターネットの進展には、大きく三つの要因が深く関与します。

 ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークがそれです。

 ハードウェアとは、パソコンやサーバー、モバイル端末など、情報通信を行う上での装置です。一方、ソフトウェアには、ハードウェアに搭載されたプログラムやそのプログラムで操作や管理をする各種コンテンツがあります。広義では社会の制度やルールもソフトウェアの一部です。そして、最後のネットワークは、情報通信基盤とも呼ばれるものです。ネットワークは遠隔に存在するハードウェア同士を結び付け、各種コンテンツをやりとりする役割を担います。

 インターネットが進展するには、これら三つの要因がバランスよく発展しなければなりません。例えば、大容量の映像コンテンツを用意できたとしても、それを扱えるハードウェアが存在しなければ、映像コンテンツを視聴できません。また、ハードウェアの性能がアップして、映像コンテンツをストレスなく視聴できるようになったとしましょう。しかし、大容量コンテンツを送信できるネットワークがなければ、通信を介したコンテンツの視聴は困難になります。

 このように、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークのバランスのよい発展なくして、現代のインターネットの進展はあり得ませんでした。

 一方、インターネットが進展するその原動力となったハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの発展には、帰納的に見ていくつかの法則があることがわかります。筆者はこれをHaSoNeの法則と呼んでいます。HaSoNeの法則を用いると、現在のインターネット業界の動きを大局からとらえられます。その上で細部へと斬り込めば、複雑怪奇なインターネット業界も比較的円滑に理解できるはずです。

 本書はインターネット業界への就職を目指す方を始め、インターネットで何かビジネスをと考える方、知識として最新のインターネットのトレンドを把握しておきたい方など、多様なニーズに応えられる内容になっていると自負しています。

 本書が読者の皆様の一助になれば、筆者として幸いです。


【目次】

第1章 HaSoNeの法則で見るインターネットの過去・現在・未来

第2章 日本のインターネットとインターネット業界の現状

第3章 インターネット業界のビジネスモデル

第4章 進展するソーシャル・メディア

第5章 モバイル・インターネットの進展

第6章 多様なメディアを飲み込むインターネット

第7章 インターネットとビッグデータ
















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