YouTubeに「腕木通信から電信へ IT全史──情報通信の250年を読む①」をアップしました。

YouTubeに「腕木通信から電信へ IT全史──情報通信の250年を読む①」をアップしました。

同志社大学理工学部情報システムデザイン学科で行った講義「IT全史──情報技術の250年を読む」の第1回目です。当講義では、1794年から2025年の250年における情報通信の進展をたどるものです。第1回目のテーマは「腕木通信から電信へ」です。 腕木通信──。聞き慣れない言葉だと思いますが、これは18世紀末から19世紀半ばにかけて普及した情報通信手法のひとつです。 最初に腕木通信が開発されたのは1793年、フランスのこと。開発者はクロード・シャップという人物です。当時は電気の実用化もまだ先ですから(ヴォルタ電池の発明が1800年)、すべて人力によってまかなわれる通信方法でした。 以後、フランスでは、電信ネットワークに取って代わる約60年の間に、総延長5780キロメートルの腕木通信網を整備するに至ります。ここでは腕木通信の盛衰とそのあとを継いだ電信について解説しています。慣れない語りですが、どうぞお付き合いください。

動画はこちらからご覧ください。