2016年10月2日
本作品は2006年5月に秀和システムより出版された『ピーター・ドラッカーの「マネジメント論」がわかる本』を一部修正し、電子書籍版として出版したものです。
ドラッカー理論の中核をなすのがマネジメント論です。本書ではドラッカーの著作『マネジメント──課題・責任・実践』、『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』を底本として、ドラッカーが提唱したマネジメントのあり方を豊富な図解とともに解説しています。
【はじめに】より
【目次】
第1章 ドラッカーとマネジメント
1-1 社会生態学者としてのドラッカー
1-2 ドラッカーの軌跡
1-3 ドラッカーの著作を概観する
1-4 マネジメントに関する主要著作
1-5 著書『マネジメント』の体系を知る
1-6 『マネジメント』を読み解くために
column1 何から読むべきか、それが問題だ
第2章 マネジメントとは何か
2-1 マネジメントの定義
2-2 マネジメントの必要性
2-3 マネジメントの3つの課題
2-4 マネジメントと企業
2-5 顧客を創造するために
2-6 生産性を高めるために
2-7 利益とは何か
2-8 自社を定義する
2-9 顧客は誰なのか
2-10 事業の将来、あるべき事業
column2 ドラッカーの生涯を知るために
第3章 目標および計画の策定
3-1 事業目標の設定
3-2 マーケティング目標
3-3 イノベーション目標
3-4 3つの経営資源と生産性の目標
3-5 社会的責任の目標
3-6 利益目標
3-7 目標から実行へ
3-8 戦略計画への落とし込み
column3 ドラッカーとコトラーのマーケティング定義
第4章 「マネジメントする人」の仕事と技能
4-1 「マネジメントする人」とは誰か
4-2 「マネジメントする人」の役割と仕事
4-3 目標と自己管理によるマネジメント
4-4 意思決定の技法
4-5 コミュニケーションの技法
4-6 管理の手段・評価の技法
4-7 マネジメントする人の明日
column4 エルザ先生のワークブック
第5章 マネジメント組織の在り方
5-1 悪い組織の症状
5-2 組織設計の基本事項
5-3 組織の必要条件
5-4 組織の建築ブロックの分析手法
5-5 5つの組織構造
5-6 職能別組織
5-7 チーム型組織
5-8 分権組織
5-9 疑似分権組織
5-10 システム型組織
5- 11責任型組織
column5 コミュニケーションの4つの原理
第6章 トップ・マネジメントと戦略
6-1 トップ・マネジメントの役割
6-2 トップ・マネジメントの構造
6-3 取締役会
6-4 企業の適正規模
6-5 多角化
6-6 企業の成長とマネジメント
6-7 イノベーションの必要性
6-8 組織にイノベーションを組み込む
column6 ワンマン型トップ・マネジメントの失敗
第7章 現代のマネジメントの課題
7-1 知識社会の到来
7-2 責任による生産性向上のマネジメント
7-3 知識労働者の生産性向上
7-4 変革の担い手になる
7-5 社会の中における企業の責任
7-6 機会の源泉としての社会問題
7-7 責任の限界と責任の倫理