2018年9月26日
日本文化論について書いた本は多数あります。本書ではその中から、一度は読んでおきたい作品を12点選び、それぞれの主張についてシンプルに紹介したものです。
もともと本書は雑誌「日本教育」の連載「日本と日本人」に執筆した作品を編んだものです。ただ、連載が11回とちょっと中途半端だったため、今回電子書籍にするにあたり、1本書き下ろして「名著12選」としました。
【内容紹介】より
【目次】
第1回 『神話と日本人の心』 河合隼雄
第2回 『文明の生態史観はいま』 梅棹忠夫
第3回 『明治日本旅行案内』 アーネスト・サトウ
第4回 『日本その日その日』 エドワード・シルヴェスター・モース
第5回 『日本文化の形成』 宮本常一
第6回 『柳宗悦選集第十巻 大津絵』 柳宗悦
第7回 『蜷川式胤「奈良の道筋」』 米崎清実
第8回 『隠された十字架』 梅原猛
第9回 『この国のかたち』(一~六) 司馬遼太郎
第10回 『心』 ラフカディオ・ハーン
第11回 『古寺巡礼』(改訂版) 和辻哲郎
第12回 『1940年体制』 野口悠紀雄