2025年1月6日
1794年、この年に近代的な情報通信が始まりました。その嚆矢になったのはフランス人クロード・シャップが開発した「テレグラフ(腕木通信)」でした。その後の世界の情報技術は、電信、電話、無線電信、ラジオ、テレビ、インターネットへと発展しきして。そして来る2045年にはシンギュラリティがやって来るといいます。本書では、近代的な通信が始まった1794年からシンギュラリティを迎える2045年までの「情報技術の250年」を一気駆けで通観しました。情報技術の発展という大きな流れをつかむことで、今後のデジタル社会やAI社会を展望できるのではないでしょうか。
なお、本書は祥伝社から2017年に単行本、2020年に文庫本として出版されました。今回、出版より8年ぶりに全面改定し、図版についても80点以上の増補としました。決定版としてぜひともご一読ください。
【内容紹介】より
【目次】
プロローグ 生態史観から見る情報技術
第1章 腕木通信が空を駆ける―近代的情報技術の幕開け
第2章 電気を使ったコミュニケーション
第3章 音声がケーブルを伝わる
第4章 電波に声を乗せる
第5章 テレビ放送時代の到来
第6章 コンピュータの誕生
第7章 地球を覆う神経網
第8章 IoE、ビッグデータ、そしてAI
エピローグ 「超」相克の時代を迎えて