
2025年9月11日

本作品は電子書籍用に書き下ろし出版したものです。
本書では高校の教科書『倫理』で学習する、西洋哲学に関する頻出用語を、教科書の順序に基づいて配列し、解説しています。
1用語につき、ワンセンテンスで意味を表現し、より深い説明、図解による解説で重要語句がスッと頭に入ります。また、時代順での解説を基本にしていますから、西洋哲学史もあわせて理解できます。
『倫理』を学び直したい社会人や、重要言句を素早く頭に入れたい受験生にお勧めです。
姉妹書として『高校教科書に学ぶ「政治」用語図鑑』『高校教科書に学ぶ「経済」用語図鑑』があります。
【内容紹介】より
【目次】
第1章 哲学のはじまり ──古代ギリシアと自然哲学──
第2章 ヘレニズムからキリスト教哲学へ ──東西の智慧が交わるとき──
第3章 ルネサンスと宗教改革 ──中世の終焉と新しい人間観の誕生──
第4章 近代哲学の胎動 ──コスモスからコギトへ──
第5章 経験と啓蒙 ──社会と理性の再設計──
第6章 カントとドイツ観念論 ──理性・自由・歴史の哲学へ──
第7章 合理性と平等の追求 ──功利主義と社会主義の狭間で──
第8章 実存の問いと近代の限界 ──キルケゴールからヘーゲル、そしてサルトルへ──
第9章 経験・無意識・社会批判の哲学 ──20世紀前半の思想潮流──
第10章 20世紀哲学の転回 ──言語・論理・科学の地平──
第11章 ポストモダンから構造主義、ポスト構造主義へ ──多様化・異質化する思想──
第12章 現代社会の哲学的問題の諸相 ──混迷する政治と社会の在り方を問う──
また、姉妹書として『高校教科書に学ぶ「政治」用語図鑑』があります。