2015年8月15日 アルテ 

アドラーは、人がよりよく生きるのに目標が欠かせない、と述べました。
また、ドラッカーは、人が卓越した成果を上げるのに目標の重要性を説きました。これはのちに「目標と自己管理によるマネジメント」いわゆる「目標管理」として、ドラッカーの主要理論の1つになります。
本書ではこの2人の巨人が提唱した思想をベースに、私たちが自分の強みに目覚め、その強みをさらに強化するための手法を7つ述べました。
すべての手法がアドラーやドラッカーに由来するものではありませんが、いずれも背景には2人の思想が力強く生きづいているものばかりです。
また本書は拙著『アドラー心理学による「やる気」のマネジメント』の姉妹書に相当するもので、どちらも本当の自分らしい自分を見つけ出したい、という私たちが共通して持つテーマを通奏低音にしています。

【はじめにより】

【目次】
第1章  私たちにとって「強み」とは何か  
第2章  「人生のフィードバック・ループ」を理解する
第3章  自分にとっての「価値あるもの」を発見する 
第4章  自分の「強み」をさらに強くするために
第5章  自分の「ライフスタイル」を理解する
第6章  効果的な「フィードバック」はこうして実行する 
第7章  強みの強化に欠かせない「差別化の手法」を学ぶ
第8章  「ポジティブに生きる」ための極意を身につける
第9章  才能より「努力」のほうが重要な理由がある