2020年11月12日 祥伝社

本書のテーマである情報技術にも歴史がある。進展著しいその歴史を問うことで、私たちがなぜ現在の立ち位置にあるのかを確かめられるに違いない。また、足場を固めたその視座から、来たる社会について熟考することもできるだろう。
そうすれば、未来に対してただただ不安を募らせるよりも、より客観的で精度の高い洞察、あるいは「気づき」を手にできるのではないか。

【はじめに】より

【目次】
プロローグ 生態史観から見る情報技術
第1章  腕木通信が空を駆ける―近代的情報技術の幕開け
第2章  電気を使ったコミュニケーション
第3章  音声がケーブルを伝わる
第4章  電波に声を乗せる
第5章  テレビ放送時代の到来
第6章  コンピュータの誕生
第7章  地球を覆う神経網
第8章  IoE、ビッグデータ、そしてAI
エピローグ 「超」相克の時代を迎えて