2015年12月2日 祥伝社
かつて東京大学に、「幻の学部」と呼ばれる第二工学部が9年間だけ存在した。
この第二工学部は日立製作所の三田勝茂、富士通の山本卓眞をはじめソニー、三井造船、三菱電機、日産自動車、マツダ、鹿島建設、三菱商事などの企業の重役に名を連ねた人材を多く輩出した。
「戦犯学部」と呼ばれながらも、多くの経営者を輩出した第二工学部とはどのような学部だったのか、またなぜ短期間で閉学になったのか。その実態に迫る。
【内容紹介より】
【目次】
はじめに
第1章 第二工学部設立の背景
第2章 第二工学部の開学
第3章 講義内容と学生生活
第4章 戦時下の研究
第5章 戦後の変化と閉学
第6章 卒業生と戦後の日本経済
【書評】
『東京人』 2016年3月号
週刊エコノミスト 2016年1月12日号
日本経済新聞 2015年12月10日朝刊
日本経済新聞広告 2015年12月3日